パッケージデザインの入り口

アート展 Art
アート展

パッケージデザイン興味ある!

「思わず手に取りたくなる!パッケージデザイン+αのつくりかた」小玉文さん(MdN×BAU-YA)の講座を受講。

小玉さんのパッケージデザインに対する思いや、モノづくりへの姿勢に多くを学ぶことができたとても学びの多い貴重な内容でした。

小玉さんご自身も、また印刷加工会社さんへの応対や関わり合い方もとても素敵でした。

この講座の内容は「パッケージデザインについて」であってデザイン論のような内容ではありませんでしたが、私にとってデザインを学んでいくうえでとても大事なことを教わりました。

  • デザインのお仕事は、一人ではできない。
  • たくさんの方の協力のもと素敵な作品やデザインが生まれていること。
  • デジタルの時代になっても、モノを作るのが人間である以上、人間の肌感はとても大事。
  • より良いモノが生まれるためには人間性がとても大事なこと。
  • そのためには、モノづくりに真摯に向き合い、常に向上する気持ちも大事。

講座の内容は

  • パッケージデザインをする上でのアイデアの出し方
  • デザインの進め方
  • 印刷会社さんとの関わり合い方
  • 加工の際に使用する道具について

非常にわかりやすく具体的でとっても面白かった。

全く未知の世界だった「パッケージデザインの世界」が

私の頭の中で平面から立体に浮かび上がり、その世界に色彩が付いたような感覚でした。

今まで立体的なパッケージデザインは「私にはハードルが高い」と思っていましたが、作品作りの工程や貴重なクライアントさんへの資料などをお見せいただき、何だか自分も作れそうな気がしてきて個人製作から始めてみようかなと思っています。

平面で起こした図案から立体になっていく過程もワクワクしそうです♪

デザイン×紙×印刷=∞

紙についてもとても興味深く沢山の学びがありました。

「気包紙」シリーズ(株式会社竹尾)を使用したトライアル展

「PAPER & TRIAL展」が丁度巡回展示中であったため

運よく小玉さんの作品を生で拝見することができました♪

撮影許可をいただいたので撮影

「気包紙」モチーフを待ち受け画面にしました!

素敵♪

「気」「包」「紙」をモチーフにしたデザインがとっても素敵で、講座でのコスモテックさん(印刷加工会社)の印刷技術についての貴重なお話を元に拝見することができて

「すごいなー。素敵だなー。」

デザイン×印刷技術×紙のコラボレーションを深々と堪能することができました。

アイデア起こしから商品の完成までのプロセス。

作り手の意識の高さを感じました。

「気包紙」(=気持ちを包む紙)で作られたパッケージデザインも会場内に陳列してあり、講座でパッケージデザインのアイデアから完成までのお話が聞くことができた「錦鯉」のパッケージも実際に見ることができました!

本物の錦鯉ようなシルエットに落とし込み、さらに上品さや格式の高さと遊びごころのバランスが絶妙なインパクトのあるパッケージデザインでした。

お酒の席でこの「錦鯉」があることで卓上の華やかな演出大人たちが明るくお酒を酌み交わしている姿が脳裏にイメージとして湧きました。

陳列、選択、購入、運ぶ、贈答、受取側の気持ち、受け取った後。贈答側の気持ち。贈った後。

この一連の時間経過とともに表情を変えていくこともパッケージデザインの魅力の一つ

寄り添う時の流れもデザイン。

思いをはせるデザイン。

パッケージデザインってとても素敵なデザイン

「気包紙」を使ったパッケージデザインについて株式会社竹尾/淀屋橋見本帖の方と小玉さんのお話が見れる動画も参考になりましたので、巡回展示期間に行くご予定の方は視聴して行くとより楽しめると思います。

紙の選択

普段はコピー用紙や市販の紙にしか印刷をかけることがないので

紙の知識が皆無だったのですが、

紙にもいろんな種類があって、同じインクで印刷をかけても全く趣が違う作品になる

というところにも「デザイン×α」的な要素があって面白そう。

デザイン×色×素材×形を組み合わせて掛け算するともっともっといろんな世界が広がりそう♪

本屋さんで紙の種類によって印刷の違いが分かる本をペラペラみてみたり

気持ちだけは、もうデザイン沼に半身浴ししています。

「紙」といえば、紙類が好きで便箋や包装紙などの気に入った紙はもったいなくて使えず、色あせるまで大事に持っていた子供の頃を思い出します。

好きな絵を描いて、好きな色を付けて、好きな紙に印刷して・・・。

考えるだけでウキウキします。

可能性が広がったような気がして、あらためてこの講座を受けれて良かったな~としみじみ思いました。

先日MdNコーポレーションより発売された書籍

「パッケージデザインの入り口」小玉 文さん/著 

今回の講座を受講した特典として、なんと!

本の表紙が特別加工になっている書籍が届く予定になっているのです!!

楽しみ!

まだ手元に届いていないのですが、届くのが待ち遠しいです。

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