RAINBOW FLAG

Design
Rainbow shoelaces

虹柄の靴紐の話?

オープンキャンパスでの英文科の模擬授業

開講一言目

「Let’s think about sports.」

「スポーツについて考えてみよう」

講義は全て英語

Did you like sports at school?

Did you play sports at school?

What is your favorite sports?

What sports didn’t you like.

比較的簡単な質問が続く

「高校生対象の模擬講義だから学生に分かりやすい内容なんだろうな」

そう思いながら講義を聞いていると段々方向性が変わってゆく

What do you know about rainbow shoelaces?

Can you name the colours in a rainbows?

Have you ever seen rainbow shoelaces?

Why do you think some people wear rainbow shoelaces?

虹色の靴紐?

スポーツの話からファッションの話?

何の話なのか?

見当のつかない何も知らない無知な私

The rainbow flag

Rainbow Flag

The rainbow flag is a symbol of LGBTQ+ pride.

講義が進むにつれて、この講義はどうやらLGBTQ+についてであることが分かった。

LGBTQ+のシンボルマークがThe rainbow flag(虹柄の旗)である事を初めて知った。

講義でのRainbow shoelaces(虹色の靴紐)の質問はLGBTQ+の話への導入だったようだ。

一番最初のスポーツの質問とLGBTQ+の話もつながっていて、

  • 体育の授業時に男女が分けられる
  • 性別によっては参加できないスポーツがある
  • 着替える場所が女子はクラスルームで男子は外だったりする

上記のようなことに違和感を感じている人がいるということ。

LGBTQ+を象徴するRainbow Flagのマークを身に付けることでLGBTQ+の人へ、もしくはLGBTQ+の人への理解がある事を視覚的に表現ができる。

虹柄の靴紐が何を意味をしているのか?それまで知らなかった私は、講義の後半になってやっと理解することができた。

Wikipediaによると

RAINBOW FLAGとは1970年代から使用されているLGBTQ+の社会運動を象徴する旗のこと


日本ではここ最近ようやく少しずつ意識が向けられるようになってきたLGBTQ+ですが、Rainbow Flagが1970年代からあるのにも関わらず、今まで知らなかったことに対して日本であまり浸透していない事に複雑な気持ちになりました。

LGBTQ+とは
L:レズビアン
G:ゲイ
B:バイセクシャル
T:トランスジェンダー
Q:クイア、クエスチョニング
+:他たくさんの性のあり方

性の表現

  • 法律上での性別:戸籍に登録する
  • 自分で認識している性:身体と心の性
  • 表現上での性:表現としての性
  • 性的指向:恋愛対象としての性

Rainbow Flag(虹柄の旗)はそれぞれのカラーに意味を持つ

赤:生命(LIFE)
オレンジ:癒し(HEALING)
黄:太陽(SUNLIGHT)
緑:自然(NATURE)
藍:平穏(SERENITY)
紫:精神(SPIRIT)

数度の修正を重ね、上記の6色で構成されることが多い
他にもピンク、ターコイズ、黒、白、茶なども一緒に使われている旗もある。

Rainbow Flagの役割

Rainbow Flag リロカ作

What is the rainbow laces campaign?

LGBTQ+ people and their allies wear rainbow shoelaces.

People wear rainbow shoelaces to show they are allies of LGBTQ+ community.

虹柄の靴紐を使うことで視覚的にLGBTQ+の人への理解者であることが伝わる。

視覚的デザインの優れているところは情報力。説明をしなくても伝えることができる。

Rainbow Flagを身につけていることで表現できることがある。

たくさんの人がRainbow Flagマークを知り、身につけることで、Rainbow Flagをつけなくて良い世界に変わっていくといいな。

そんな世界は多くの人にとって優しい世界になっている。

素人ながらデザインを学んでいて思うことがある。

地球上に暮らす人々が違いを認め合い共存できるためにデザインでできることはないか?

視覚的なデザインの活用は情報が届きやすい。

しかし、メッセージは発信側と受け取り側に相互理解が一致するとは限らない面もあるのが難しいところ。

ユニバーサルデザインを含め、人や地球、環境に優しいデザインが増えることでより多くの笑顔が生まれる。
みんなが暮らしやすい世界になるともっともっと優しく素敵な世界になる。

オープンキャンパスの模擬授業からデザインに結びつくとは!

今回の講義を受けて

  • (LGBTQ+について)まずは知ることが大事
  • 自分の頭で一度考えてみる
  • 自分ができる事を見つけてみる(rainbow flagマークを身につけてみるなど)

オープンキャンパスで受講した内容からデザインに結びつくと思いませんでしたが、デザインとはという核心に近い部分に触れたような気がしました。

知ること。自分の頭で考えること。自分のできる事をすること。
とても大事なこと。

地球上にはいろんな人がいる。
人それぞれいろんな感情があってみんな同じではない。
自分との違いをお互い認めることが出来るようになるともっと住みやすい世界になる。

「LGBTQ+について」を通じていろいろ考えさせられたオープンキャンパスでした。

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