お家でできる!活版印刷機

Design

活版印刷機の組み立て

ずいぶん前に発売された

大人の科学マガジンの付録

『小さな活版印刷機』を

マイ活版印刷機にカスタマイズ

数年前に『市谷の杜 本と活字館』でテキンの体験をさせていただいたことがあるのですが(過去ブログ参照)、付録を組み立てることによって活版印刷機の仕組が更にわかっておもしろい

付属で小さなドライバーがついている

あとはハサミがあれば組み立てられる(ニッパーがあれば最高)

説明書通りに進んで30分ほどで完成

得意な人は20分ぐらいかな?

組み立てが苦手な方はもう少し時間がかかるかもしれませんが

こんな風になってるんだーなど思いながらさて完成

小さなレトロかわいいテキンの出来上がり

プラスチック素材だけど、安っぽくなくオシャレな雰囲気

小さいとはいえ実際に名刺サイズ幅の印刷ができるので、まあまあな大きさ

約高さ17㌢横幅15㌢奥行き15㌢

作り終えて安定感が少し足りない感じがしたので家にある廃材で足元部分を固定

これで多少プレスがかかりやすくなりそう

本体を組み立てたあとの向こう側

組み立てよりも時間がかかったのは

活字のバリ取り作業

162個の活字周りのバリを一つ一つ丁寧に切っていく

バリ(プラモデルの型みたいにつながっているところ)

活字部分にバリが残っていると文字組みの時にお隣さん同士で干渉しあい、印刷の時に活字にうまくインクが乗らないことになってしまうので丁寧に切り取る(☜地味だし面倒だけどここ大事)

ニッパーを持ち合わせていないのでハサミで頑張ること小一時間

全ての活字の切り取り作業が終了

文字組みの前にカスタマイズする

本体を組み立てたし

162個の活字をきりはなした

印刷するぞーっと

すぐに印刷したい気持ちはやまやまですが

ここでひと作業しておくと

また次にも使う日がやってくる

反対にこのひと作業をしておかないと次に使う日のハードルの高さがぐんと高くなります

●活字を並べる活字台に中央がわかるようにマーキングする

活字台の中央点をマークしておくと文字を組みやすくなります

私はホワイトマーカーで中央点を書いたのですが、その後活字とマーカーが反応してくっついちゃうんじゃないかとドキドキしましたが、乾かしてしばらく経ったら大丈夫でした

あと、活字の入る穴にマーカーインクが入ると活字が入りにくくなるので要注意!

あくまでも自己責任の範囲で様子を見ながら行ってくださいね

ご参考まで

●活字の整理整頓

活字を探すのが苦痛になると

印刷機を使わなくなりそう

活字整理は、はじめの手間が肝心

ひらがな活字が一番多く、労力がかかる

きちんと並べておきたいので

薄いコルク板に小さな穴を開けて活字を並べる

その後動かしても崩れないようにジャストフィットのお菓子の箱を厚底にして活字をセット

これでひっくり返しても大丈夫

その他のアルファベットなどは

小さなパックに入れて

わかりやすくしておく

あと、上下左右わかりにくい活字には(結構ある)

活字本体の下に白のマーカーを引く

軽い気持ちで

「また遊びたいな」

と思う工夫は大事

インクの準備

さぁ活字もできたし

印刷の準備ができた!

さてインキをつけてと…

やっとここまでたどり着いたのに

…インクが固まって出てこない

あらあら 

バックナンバーなので仕方ないけど

どうしよう?

ここまできて

印刷をあきらめるのか?

とりあえず仕組みは分かったので

インクを練る工程を飛ばして

手持ちのスタンプインクを活字に付けて活字台にセットして印刷してみる

1.家にあった名刺サイズの紙をセット

2.活字を活字台に組んでインクをのせる

3.プレス

出来上がった紙をみてみると

印刷位置が思ったより上だし

レイアウトも逆(初心者あるある)だし『ざ』が『ぢ』になって

おはようごぢいます

になってて笑う

反転のイメージをつかむのには慣れが必要

何回か位置など微調整を繰り返して、ようやくお気に入りの一枚が完成♪

押し具合でエンボスができるのも活版印刷ならではの萌えポイント

うまく調整しないとエンボスが全体に均等にかからず、ハンドルがある側(向かって左側)に出やすい

全体にエンボスがかかるようにするには紙の厚さなどで微調整が必要

ここまでの工程でようやくひといきついた

気がついたら深夜!!

楽しい時間は過ぎるのが早い

あと、消しゴムはんこでの印刷もできるのでオリジナルの印刷物を作成したいと思います!

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